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お知らせ

2018年05月20日

歯の話140話 「歯科治療に欠かせない麻酔の話」

みなさんこんにちは!小田原で評判の痛くない歯医者さん白山歯科クリニックの田賀です。午前中に散歩していると遠くの山々の新緑がまぶしく見えました。風が強く、少し肌寒かったですがですが得をした気分になりました。今回の歯の話は歯科治療に欠かせない3種類の麻酔方法を紹介します。
1. 表面麻酔法
歯ぐきに塗って、表面の感覚を麻痺させる麻酔です。歯そのものの痛みを抑えるには注射する必要がありますが、この注射の針が歯ぐきに刺さる時に痛いので、それをやわらげるために表面麻酔をします。そのほか、治療時の痛みがそれほど激しくない乳歯の抜歯や歯石を除去する際に使うこともあります。
2. 浸潤麻酔法
痛みをやわらげたいところに直接注射をする麻酔です。歯ぐきに針を刺し、歯を支える歯槽骨に麻酔薬を染み込ませて(浸潤)、歯の神経を麻痺させます。「麻酔の注射が痛い!」というイメージが強いですが、最近では針がとても細くなるなど技術も発達しているので、以前ほどの痛みはなくなっています。麻酔の効果は1~2時間ほどです。
3. 伝達麻酔法
下顎の奥歯は歯を支える骨(歯槽骨)が厚いため、②の浸潤麻酔では効きが十分でない場合があります。そのような場合、図のように脳とつながる神経の周囲に麻酔をすることで、広い範囲でしっかり麻酔を効かせることができます。麻酔の効果は2~3時間ほどです。
このほか、歯と歯を支える骨の間にある「歯根膜」に注射をする方法もあり、症状などにより適用する麻酔法も変わってきます。また、麻酔で気分が悪くなった経験や、痛みに不安がある方はぜひ事前にご相談ください。
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2018年05月08日

歯の話139話 「根の治療は難しい」

みなさんこんにちは!小田原で評判の痛くない歯医者さん白山歯科クリニックの田賀です。
ゴールデンウイーク直前のアニサキス食中毒から数日前にやっと回復しました。私の場合は胃の壁の上に噛みついていたようで、主治医から変な場所に入り込んでいると言われ、歯の根の治療と似ているなと思いました。今日は歯の内部に侵入した細菌についてお話ししたいと思います。
むし歯が進行して神経がむし歯菌に侵されると、ひどい激痛におそわれ、神経を取り除く治療が必要になります。
しかし、神経は図のように「根管」と呼ばれる歯の根っこに入っています。そのため、むし歯菌がこの根管全体に広がっている可能性があり、単に神経を取るだけでは、またむし歯になってしまいます。そこで根管をしっかり掃除し、さらに薬を詰めやすくするため、形を整えなければなりません。それが「根管治療」です。
図では根管は太くてまっすぐに見えますが、実際には0.5㎜以下と細く、さらに曲がっていたり、枝分かれしていたりすることも珍しくありません。もちろんはっきりと見えるわけではありませんから、実は「根管治療」はとても緻密で難しい治療なのです。日本では「根管治療」を保険でうけることができます。しかし、この制度は世界的にはとても珍しいことで、多くの国では「自由診療」になります。その額は10万円以上ということも…。つまり、海外では費用の問題から「根管治療」ではなく、より費用のかからない「抜歯」が選択されることも一般的です。
『根管治療』は途中で中断してしまう患者さんが多い治療のひとつでもあります。たしかに精細な動きで音もないため「地味」に見えるかもしれませんが、もし根管内に細菌を取り除けなければ、あとで病気を引き起こします。細菌の重度の感染で難症例になった歯を残せる保証はありません。「根管治療」は保険でできる貴重な温存治療です。豊かな食生活を一生続けるためにも、ぜひ最後まで治療を受けてください。
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