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2018年05月08日

歯の話139話 「根の治療は難しい」

みなさんこんにちは!小田原で評判の痛くない歯医者さん白山歯科クリニックの田賀です。
ゴールデンウイーク直前のアニサキス食中毒から数日前にやっと回復しました。私の場合は胃の壁の上に噛みついていたようで、主治医から変な場所に入り込んでいると言われ、歯の根の治療と似ているなと思いました。今日は歯の内部に侵入した細菌についてお話ししたいと思います。
むし歯が進行して神経がむし歯菌に侵されると、ひどい激痛におそわれ、神経を取り除く治療が必要になります。
しかし、神経は図のように「根管」と呼ばれる歯の根っこに入っています。そのため、むし歯菌がこの根管全体に広がっている可能性があり、単に神経を取るだけでは、またむし歯になってしまいます。そこで根管をしっかり掃除し、さらに薬を詰めやすくするため、形を整えなければなりません。それが「根管治療」です。
図では根管は太くてまっすぐに見えますが、実際には0.5㎜以下と細く、さらに曲がっていたり、枝分かれしていたりすることも珍しくありません。もちろんはっきりと見えるわけではありませんから、実は「根管治療」はとても緻密で難しい治療なのです。日本では「根管治療」を保険でうけることができます。しかし、この制度は世界的にはとても珍しいことで、多くの国では「自由診療」になります。その額は10万円以上ということも…。つまり、海外では費用の問題から「根管治療」ではなく、より費用のかからない「抜歯」が選択されることも一般的です。
『根管治療』は途中で中断してしまう患者さんが多い治療のひとつでもあります。たしかに精細な動きで音もないため「地味」に見えるかもしれませんが、もし根管内に細菌を取り除けなければ、あとで病気を引き起こします。細菌の重度の感染で難症例になった歯を残せる保証はありません。「根管治療」は保険でできる貴重な温存治療です。豊かな食生活を一生続けるためにも、ぜひ最後まで治療を受けてください。
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