インプラント治療コラム COLUMN

インプラント治療を受けて後悔するケースはある?


経験豊富な医師が計画的な治療を行えば、インプラント治療で大きな間違いや重大なトラブルが起きる可能性は少ないです。ただし、歯科医師が適切ではない治療を行ってしまうとトラブルが起きる確率が上がってしまい、「こんなことであれば、インプラント治療を受けなければ良かった」と患者様が後悔するケースも。


■インプラント治療を受けて後悔することがある2つのケース


インプラント治療を受け、後悔することがあるケースは主に以下の2つです。


後悔するケースその①「インプラント治療後、食べ物を噛みづらくなった」

インプラント治療後、治療の際の問題によって、食べ物を噛みづらくなることがあります。


食べ物を噛みづらくなるのは、以下の2点が原因になっていることが多いです。


1.フィクスチャーを埋め入れる位置や高さが適切ではない

2.アバットメントが緩んでいる もしくは インプラントパーツに不具合が起きている


{対策方法}


1.の場合

CTやサージカルガイドなど、精密機器を備えているクリニックでインプラント治療を受ける


フィクスチャーを適切な位置・高さに埋め入れるには、手術前にCTやサージカルガイド(インプラントの正しい埋め入れ位置をガイドする器具)を用いて入念にシミュレーションを行うことが重要です。


CTやサージカルガイドなどの精密機器を備えているクリニックを選ぶことで、フィクスチャーの位置や高さの誤りが原因で治療後に噛み合わせが乱れるトラブルを避けやすくなります。


2.の場合

治療後は歯科医院で定期的にメンテナンスを受ける


インプラントは顎の骨に埋め入れたフィクスチャーにアバットメントを介し、人工歯を取り付けます。


手術時に斜めにフィクスチャーを入れてしまっていたり、品質が悪いパーツを使っていると、治療後の食事の際にアンバランスな力がかかってアバットメントが緩みやすくなります。


また、適切ではない位置へフィクスチャーを埋め入れることでアンバランスな力がかかり、アバットメントが緩んでしまうケースもあります(※)。


アバットメントの緩みを締め直す、または、アバットメントが緩む根本的原因を改善するには、治療後、歯科医院で定期的にメンテナンスを受けることが大切です。


定期的にメンテナンスを受けることでアバットメントの緩みや異常など、インプラントの不具合を発見しやすくなり、早期の処置が可能となります。定期メンテナンスにより、むし歯や歯周病などのお口の病気の早期発見・早期治療にもつながります。


(※)患者様の噛み方に癖がある場合、フィクスチャーの位置や高さに

問題がなくてもアバットメントが緩むことがあります。


後悔するケースその②「予想よりも大幅に治療費が高くなってしまった」

インプラント治療を受ける際、予想よりも大幅に治療費が高くなってしまうことがあります。


「クリニックのHPを見る限りでは「インプラント1本〇〇万円」と記載されていたのに、骨造成が必要になり、気がついたら記載の金額よりも大幅に治療費が高くなってしまった…」というケースは少なくありません。


{対策方法}


治療内容や費用についてきちんと説明してくれるクリニックを選ぶ


インプラント治療は基本的な埋め入れ手術以外にも、骨造成などの補助処置が必要になることがあります。通常、骨造成などの補助処置を行った場合、インプラントの基本料金に処置料が加算されます。


「こんな高いと思わなかった」と後悔しないためには、インプラント手術の基本料金以外に費用が発生するかどうかを治療開始前に歯科医師に確認しておくことが大切です。


治療内容や費用についてカウンセリング・診察時にきちんと説明してくれるクリニックであれば、患者様もご納得してインプラント治療を受けやすくなります。


【インプラント治療に関する不安や疑問がある方はお気軽にご相談ください】


白山歯科クリニックでは、インプラントの無料カウンセリングを行っています。カウンセリングではインプラント治療に関する不安や疑問などのご質問に対し、丁寧にご説明をさせていただきます。


カウンセリング・診察時には現在のお悩みをご遠慮なくお伝えください。歯科医師がお話をじっくりとお伺いし、お1人お1人の患者様に合った治療方法をご提案いたします。


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