歯の話123話 「 歯がしみる原因」 Information
みなさんこんにちは!小田原で評判の痛くない歯医者さん
白山歯科クリニックの田賀です。
今日は台風の影響で朝からひどい雨になりましたね。散歩に出られないクリニックの看板犬のマルは、隣で恨めしそうに窓から外を眺めています。
123話では歯がしみる原因を説明したいと思いますが、実は皆さんの想像以上にいろいろな原因があります。もしものときの知識として、ぜひこの記事を保管しておきましょう
原因① 知覚過敏でしみる
歯はエナメル質という硬い組織で守られています。しかし、歯の磨きすぎ・酸性食品の摂りすぎなどによりエナメル質が薄くなると歯がしみてしまいます。
原因② 歯ぎしりで歯の根元が削れる
歯ぎしりによって歯の根元が写真のようにえぐれてしまう場合があります。もともと歯の根っこにはエナメル質が薄く、さらにこうしてえぐれてしまうと歯がしみるようになります。
原因③ 歯周病で歯ぐきが下がる
歯周病は進行していくと歯ぐきが下がっていき、歯の根っこが露出してしまいます。歯の根っこはエナメル質がないため、ちょっとした刺激でもしみてしまうことがあります。
原因④ むし歯でしみる
「しみる」症状の代表といえば、やはりむし歯です。歯の中には神経があり、むし歯によってその神経に刺激が加わることがしみる原因。進行してしまうと歯の神経を取らねばならず、歯の寿命が短くなってしまうので注意が必要です。
原因⑤ 歯が割れている
ケガなどで歯が割れてしまうと、しみるという症状が出ることがあります。またケガだけでなく歯ぎしりや食いしばりによって割れてしまうこともあります。
歯がしみる方へ 先ずは歯科医院へお越しください!
「しみる」原因はさまざま。知識としてぜひ知っておいていただきたいですが、一番大切なのは、「しみる」と思ったらまずは歯科にご相談いただくこと。放置すると大きなトラブルに発展することもあるので、なるべく早めにご来院ください。
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