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白山歯科クリニック
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歯の話130話 「 歯石はただの汚れじゃない!細菌の巣窟!!」 Information

みなさんこんにちは!小田原で評判の痛くない歯医者さん白山歯科クリニックの田賀です。インフルエンザの流行する季節になりました。色々なところでインフルエンザで大変な目に合ったなどの話を耳にします。
インフルエンザもお口のなかの汚れで感染率が高くなる疾患ですが、今回は色々な感染症の温床になっている歯石について取り上げていきたいと思います。
歯石とは歯の表面につく硬い石のようなもの。
しかし!歯石が単なる汚れだと思ったら大間違い。実は歯石の表面にはスポンジ状に穴がたくさんあいており、そこにたくさんの「細菌」がすみ着いて毒素を出しているのです。そう、この歯石こそが歯周病を進行させる一番の原因です。では歯石ができにくくするにはどうすればいいのでしょうか
*歯石ができやすい人は?
歯石はだ液に含まれるカルシウムと磨き残しのプラーク(歯垢)が結合してできます。つまり、歯石ができやすい方は、だ液にカルシウムが多い、もしくはしっかりプラークが取れていないことが原因です。だ液中のカルシウムをコントロールすることは難しいですが、歯磨きの方法を改善することで歯石をつきにくくすることができます。
*歯石が付きやすいところは?
歯石ができる原因のひとつはだ液に含まれるカルシウムです。そのため、だ液が出るところの近くは歯石ができやすいのです。その場所は主に2ヶ所あります。1つ目は「下の前歯の裏側」。これは舌で触るとすぐに分かるので、実感されている方も多いのでは?歯石ができるとデコボコ、ザラザラして、歯の隙間が埋まってしまうのがわかります。もうひとつは「上の奥歯の外側」です。意外だと思われるかもしれませんが、この近くにもだ液が出る場所があります。
*集中ケアで歯周病予防!!
歯石をできにくくするには、とにかくプラークをしっかり除去すること。だ液にカルシウムが含まれていても、それがプラークと結合しなければ歯石はできませんので、フロスなども使ってしっかりケアすることが第一です。しかし、一度歯石ができてしまったら、歯科医院でなければ取り除くことはできません。もし歯石がついているな…。と感じたら、歯周病予防のためにもぜひ歯科医院に足を運んでくださいね。
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