歯の話17 女性は歯周病になりやすい!? Information
みなさんこんにちは!小田原の歯医者さん白山歯科クリニックの田賀です!
みなさま質問です?歯周病ってどんな病気でしょう!?
ご存知の方も多いと思いますが、歯周病は「歯周病菌」と呼ばれる細菌が歯ぐきに炎症を引き起こす病気です。
進行すると歯を支えている「歯槽骨(しそうこつ)」という骨を溶かし、歯が抜けてしまうとても怖い病気です。
さて、この歯周病ですが「女性の方がかかりやすい」といわれています。
歯周病の原因はお口のなかの汚れですので、ブラッシングなどケアがしっかりしていなければ男女問わず歯周病になります。
ただ、女性の場合は「女性ホルモン」の影響により、より歯周病になるリスクが高いと言われています。
なんで女性ホルモンの影響で歯周病にかかりやすいの??と思われる方も多いと思います。
歯周病菌にはさまざまな種類がありますが、一部の歯周病菌に女性ホルモンを好むものがあります。
そのため、女性ホルモンが増える月経前に歯周病は悪化しやすく、歯茎が腫れやすいといった症状を引き起こすこともあります。
また、妊娠している場合に月経前に比べて女性ホルモンが20倍以上にもなることもあり、さらに歯周病のリスクが高まります。
そればかりか、歯周病になると早産や低体重児が生まれるリスクが高まるとも言われており、そのリスクはタバコやアルコール
高齢出産などよりも高くなるという調査結果もあるほどです。
とはいえ、あくまでも歯周病の原因はお口の中の細菌。
しっかりお口のケアをしていれば、歯周病は十分に防げる病気です。
自覚症状が少ないことも多いので、特に妊婦の方や歯ぐきに違和感や出血のある方は、ぜひ一度検査にいらしてくださいね。
女性特有の歯肉炎もあります(エプーリス)
https://hakusan-dental.com/case/case02.html
参考にして下さい。