歯の話25 口呼吸が引き起こす全身のトラブル Information
みなさんこんにちは!小田原の歯医者さん白山歯科クリニックの田賀です!
口で息をする「口呼吸」。鼻で吸っても、口で吸っても同じなんじゃないの?って思うかもしれません。
でも、その違いが、お口や身体全体の健康に大きな影響を与えます。日本では、小学生以下の子どもの、実に 80%が口呼吸になっているとも。
つまり、ほとんどの子どもは、口呼吸が引き起こす病気の予備軍といえるんです。
口呼吸は万病のもと
そもそも、人間は鼻で息をするのが本来の呼吸法。
鼻の中に生えている毛や粘膜により、空気中の細菌が身体の中に取り込まれるのを防いでいます。鼻は、まるで空気清浄機のようですね。
ですから、口で呼吸をしていると、空気中の細菌がダイレクトに身体に侵入し、アトピーやぜん息、花粉症などアレルギー疾患の原因になってしまうんです。
さらに、口呼吸になっていると、口の中が空気で乾燥し、だ液が減ってしまいます。
すると、だ液によるお口の清掃効果が減少し、むし歯や歯周病、口臭の原因にも…。
そのほか、口呼吸をしていると口もとの筋肉がゆるみ、身体が脱力状態になり、猫背の原因にもなるんです。
口呼吸の対処法
口呼吸の対処法はいくつかありますが、とにかく口を閉じ、鼻で呼吸する習慣をつけることが大切です。
対策1 寝る前に30分ほど紙をくわえる。
対策2 仰向けで寝る
2,3週間続けると、自然に鼻呼吸ができるようになりますので、ぜひ試してくださいね。
口呼吸は、ご説明したように全身疾患の原因になります。もちろん、お口の健康にも大きな影響を与えますので、心当たりのある方は、ぜひ一度、私たちにご相談ください。
口呼吸は歯周病にも影響します。
https://hakusan-dental.com/service/preventive.html
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