歯の話 28 お口とたばこの関係 Information
みなさんこんにちは!小田原の歯医者さん白山歯科クリニックの田賀です!
患者さまから
「喫煙は、脳卒中や心筋梗塞などの病気になりやすいと言われますが、なぜ、歯科でも禁煙を勧められるのでしょうか?」
という質問をうけましたので、お答えします。
喫煙は、心筋梗塞や脳卒中、がんなどの原因になることがよく知られていますが、実は、お口の健康にも大きな影響を与えます。
まず、煙によりだ液の分泌が減り、口の中の清掃機能が弱まって、むし歯や歯周病になりやすくなります。
また、ニコチンが白血球の免疫機能を低下させることで、特に歯周病を悪化させる
原因ともなります。
具体的には
●歯や舌に付着するタールやニコチンが原因で、歯周病・むし歯・口臭
味覚障害になる
●タバコの熱が原因で、ドライマウスになる
●タールやニコチンが粘膜から吸収されると、口腔がんなどになりやすくなる
健康保険を利用した禁煙治療を受けることも出来ますので、ぜひ禁煙されることをお勧めします。