歯の話57 親知らずの秘密 『抜くべきか抜かざるべきか・・・』 Information
みなさんこんにちは!小田原で評判の痛くない歯医者さん白山歯科クリニックの田賀です!
親知らずは前から数えて8番目の歯です。親知らずというと「いつかは抜かなきゃ…」なんて思ってる方もいらっしゃるのでは?
実は親知らずは「抜いたほうがいい」場合がほとんどですが「残すことによるメリット」もあります!
ただのトラブルメーカー編
①智歯周囲炎で繰り返し痛む場合
智歯(ちし)とは親知らずのことです。智歯周囲炎は親知らずの周辺に細菌が感染し、腫れたり膿がたまるなどして、痛みを伴う病気。これが繰り返されると、やがては隣の歯が溶ける・顎にまで感染が広がる・口が開かなくなるといった症状を引き起こすので、抜歯が必要になります。
②虫歯や歯周病になっている
親知らずは奥の方にあってケアしにくいため、むし歯や歯周病になりやすい歯です。治療をしても、結局ケアが行き届かず再発することが多く、歯周病は周囲にも広がっていくので、抜いてしまった方が良い場合がほとんどです。
③矯正治療をしている
矯正治療をしてせっかく歯並びがよくなっても、親知らずがあるとそれに押されることで、前方の歯の歯並びが再び悪くなってしまうことがあります。こうした場合は年齢や状態などを考慮して、早期に親知らずを抜くことがあります。
いつかは役に立つかもしれない編
親知らずがまっすぐ生えてしっかり噛み合っているなら、ちゃんと使えている歯なので無理に抜く必要はありません。また、将来的に隣の歯が抜けてしまった場合に、ブリッジの土台や入れ歯を安定させるのに役立つ場合もあります。
親知らずを抜くかどうかの判断基準は、これ以外にもたくさんあります。いずれにせよ、周囲の健康な歯への影響が心配ですので、「あれ、おかしいかな」と思ったら、なるべく早く私たちにご相談ください。
何か心配があればこちらをご覧下さい。
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