6月11日にANAが主催する《医療現場の接遇講習》という講義を受講してきました。
まず私は接遇という言葉の意味をよく分かっていませんでした。接客と同じ意味ではないのかと疑問に思っていました。接客とは目の前のお客様だけをおもてなしすること接遇とは思いがけなく出会いを持った方に対しておもてなしの心で接すること。これは目の前の患者さんだけではなくその場にいるすべての患者さんはもちろん、宅配便の方や業者の方すべてにおもてなしの心で接するという意味でした。
私はこの言葉がとても素敵だと思いました。日常の中でこの方は患者さん、この方は業者の方、というようにどこかで区別していました。ですが、出会った方はまたどこかで会うかもしれない人たちであり、未来の患者さんであるということを学びました。
この講義を受講して言葉遣いや作法を学ぶことが出来ましたが、おもてなしの根本やサービスとは何か、なぜ接遇が大切なのか考え方を改めることが出来ました。
出来て当たり前のことだけではなく患者さんがわざわざ口に出さなくても何をしてほしいのか理解出来る衛生士になりたいと思いました。